一般用語集
ウルバヌス【Urbanus】 一般用語集 う
項目 | ウルバヌス【Urbanus】 |
意味 | (1)(2 世)(1042 頃-1099) ローマ教皇(在位,1088-1099)。クリュニー修道院出身。政治的手腕に優れた教皇としてヨーロッパに君臨。クレルモン公会議で俗人による叙任権禁止を確認し教皇権を強化,同時に第一次十字軍を提唱。(2)(6 世)(1318 頃-1389) ローマ教皇(在位,1378-1389)。イタリア人。アビニョンにフランス系の枢機卿たちが擁立したクレメンス 7 世と対立,大シスマ(分裂)として歴史上著名な対立教皇時代を招来した。(3)(8 世)(1568-1644) ローマ教皇(在位,1623-1644)。フィレンツェ出身。教会改革を行なってラザリスト会などを認可して布教に努めたが,ガリレイ・ヤンセンらを異端として迫害。 |